二月目の二月。

前回も思ったことだが、別冊ヤングマガジンは本気で凄まじく買いにくい。
レジに持っていくのがどうこうという以前に、曲がりなりにも講談社でマガジンの名を冠しているのにどうしてここまで売ってないのかと思うくらい置いてないのだ。隔月刊で、少なくとも出てから数日しか経ってないはずなのにコンビニや普通の本屋回ってもまったく見当たらない。
前号買うときは「本当に発売されているのか？」という疑問さえ抱きつつコンビニを五件ほど梯子した末やっと某所のセブンイレブンで確保に成功したのだが、結局今回も同じ店で同じように二冊並んでいたものしか存在を確認できなかった。その後他のコンビニも確認したが、同じセブンイレブン系列を含めまったく見当たらなかった。
これはやはり、お姉ちゃん効果で大好評につき入荷と同時に売り切れ続出で吾輩の見つけた店が幸運にも穴場になっていただけなのかしら。実際あの店は駅前でも繁華街でもないし、交差点として特殊な形で大通りに面しているといえなくはないが駐車場もない地味な店なのでありえないことでもないと思う。とまあそのような逆境の中でなんとか買ってきたのはぢたま先生のお姉ちゃん漫画が載ってるというただそれだけの理由なのだが。


で、当の「KISS×SIS」は相変わらずもう胸焼けがするくらいの直球寸止め。
単調で話としては別段面白くないが逆に隔月連載でハラハラドキドキさせられても困るわけで、お姉ちゃん達との圧倒的ダダ甘まふまふ生活をひたすら押し込むという仕様は正しいと思うしそういうものとして読むとまさに「お姉ちゃん 嗚呼お姉ちゃん お姉ちゃん（季語は姉）」という感じにのた打ち回れる。
しかしこの別冊ヤンマガはこれだけのために買ってきたので他にはほとんど見るものが無い。基本的に好き好きなのだろうけど。KISS×SISにしても品行方正だとは思わないが、わざわざ品が無いことを前面に押し出して売りにしている類のものはどうにも受け付けない。あと懐かしの高田裕三がいるのとかは気になったけどさすがに途中からでは話の流れがよく分からなかった。
というわけで例によって必要なページだけ取って残りは廃棄。（をぃ）