正体露見イベント

KBS京都 乙女はお姉さまに恋してる

第11話「戸惑いの練習曲」

ここにきてまたもやまりやメイン回。冒頭の嫉妬による煩悶から瑞穂きゅんの強行正面突破、歌入りデートイベントへ至る流れでまりやフラグがほぼ完全に出来上がってしまっていた。
そして前回の接吻を引きずりまくる会長は相変わらずの狼狽っぷりがかわいいのだけど、この早口にまくしたてる喋り方はもはや原作とは完全に別キャラという感じがする。
まりやフラグが確立していく中でも会長はまだそれに追随する位置を維持し、今回は原作でも会長に瑞穂きゅんの正体が露見する本人ルート専用だったイベントが入ったところで終了。誘拐犯の黒服が2人しかいなかったりスーパー説明的台詞だったりと原作に比べて微妙に安っぽかったけど、まあアニメの尺で力を入れるところでもないからそんなところか。
ただ会長も既に完全ときめき状態で好感度総量ではまりやより上だと思うのだけど瑞穂きゅん側のフラグがほとんど立ってない状態で、次回予告を見た限り次が最終話となるとフラグ状態からしてほぼまりや確定と思われる。次点としてはまりやルートも微妙にはっきりしないのでコモンエンドもアリか、というところ。


しかし会長エンドになるかどうかはさておき、結局会長に正体がばれるとなったら第6話の嘘は会長の誠意への背信という点でやはり簡単に流されるものではないと思うのだけど、尺からいってもスルーされそうなのが少々引っかかるところではある。