こみパR

KBS こみっくパーティーRevolution

第12話「立て和樹、世界征服だ」

こみパでも長瀬さん登場っっ!?
まあ前回月島兄が登場した事に比べると衝撃は薄いが、東鳩Rの祐介といいリンクが流行っているのかしら。


とまあ、もう残り二話ということでまとめ進行に突入した模様。こみパとしてはお約束ともいえる、プロ漫画家の世界を見学する話だった。
ただ今回それが面白かったかというと疑問が残る。


今日の話は来週の最終回へ向けた前フリであり、そのためのテーゼ提示のような構成になっている。実際今回のメインキャラは和樹と彩、瑞希と玲子という黙っている限り灰汁の少ない面子である。影の主役・大志さえ最後に少し出てくるだけ。
キャラの掛け合いでもツッコミでもなく澤田・長瀬組や「プロ」のモブキャラに語らせてメインキャラはほとんどその台詞を聞いているだけなので盛り上がりに欠けるのだ。まあここでちゃんさまが出てきたりするとプロ漫画家との位置関係などがまた無駄にややこしくなってしまうのか。


ただ、そこまでしてここで大手雑誌批判だかよくわからないプロ漫画論をぶち上げる必要があったのか。いや大手批判というほどの中身もない一般論だしそこまでの意図は無かろうが、なんにせよこみパ脚本スタッフフィルターを通した漫画業界概観によってアニメ一話を支えるのは難しいと感じた。
まあこれまでの話とて全部成功していたとは思わないけれど。


とまあそんなことを考えながら観終わってEDをなんとはなしに眺めていると、澤田編集長のキャストに「百々麻子」の文字が。
嗚呼、ふみこたん*1なのかっっ!?
言われてみればそうだと分かるが、少々意外。まあお姉さん向きの声である。


*1:ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン式神の城に登場する、400歳になるミリタリー魔女のお姉さん。「せっかくだから吾輩はこの赤い髪のお姉さんを選ぶぜ!」というわけでよく使っていた。そういえば式神Iの舞台は丁度今年の七月か。