パズル大会?

というわけで吾輩は北大路からさらにバスで20分ほどかかる山奥へ。
なんというか大真面目に分析力を計っているのだろうけれど、吾輩の印象は何かパズルを普通に解いて普通に終わったような感じだった。


そして帰り。丁度二条を通るので、できたばかりのサープラ*1を偵察しに寄ってみる。


感想 : orz


まず二階でサープラへ入るためには何の意味があるのかよく分からない円形の広間を必ず通らねばならない。その部屋の天井や床や壁には照明が埋め込んであり、絶えず色が変わったり激しく明滅したりしていた。
いったい何の嫌がらせだ。子供に癲癇でも起こさせる気か?


そして中に入ってとりあえず一通り回ってみたが、やはりこれはあくまでも映画館の付属物だとしみじみ感じる。
入り口付近はクレーンゲームの嵐で、一番奥はメダルスロットの山。大型筐体は音ゲーやレース系など幾つかあるものの、普通のビデオゲームは見るからに少ない。今更なランブルフィッシュとかカプコンファイティングジャムなど微妙な品揃えで、ZDXは6台あるものの4台4オペ*2設定になっていて対戦などまともにできそうにない。いやライン数以前に、そもそも1プレイ50円が常識の京都で今時100円という時点で望み無し。まああくまでも家族で映画を見に来た子供に一人プレイさせるための仕様なのだろう。
まあネットワーク系ゲームはそれなりに充実しているようで、QMA2も1プレイ100円・カード200円という京都標準値だった。ただ何故かタッチパネルの反応が妙に悪い。新品だろうし筐体自体はどこも同じはずだから調整がおかしいのやもしれない。


QMAやっている途中でひかわも来たが、この予想以上の駄目っぷりにがっくりしていた。特に施設紹介カタログには「スリル満点のシューティングゲーム」という一文があるのにSTGらしいSTGが見当たらないのはどういうわけかっっ。


…と書いていてふと気付いた。
そもそもシューティングゲームというとどうしても我々はインベーダーやゼビウスのようなものを想定してしまうのだが、考えてみればこのような施設を構築する感覚の人間があれに“スリル満点”などという言葉を付けることの方が妙である。
結論から言えばここでいうシューティングというのは所謂ガンシューティングなのだろう。確かに大型筐体のガンシューならば結構見かけた。アフターバーナースペースハリアーはもとより、バーチャロンさえも広義ではシューティングという括りに入れられる。ゲーム業界においてシューティングとだけいえば通常は縦か横スクロールのSTGを指すが、ガンシューを平然と「シューティング」とだけ書いてしまうこのリーフレットにもゲーマー層とこの施設の感覚のズレの大きさが見える。


ともかくそんなわけで吾輩もやるものが全然無いという結果に終わったため撤退。


*1:「THE 3RD PLANET」。二条駅裏につい三日ほど前から新しくできたアミューズメント施設・Bivi二条内部のゲームセンター

*2:4台で最高4オペレーション。「4台4ライン」も同義。このシリーズは通常4台単位で1セットになっている。簡単に言えば4オペ設定だと四人がばらばらにCPU戦で練習できるが、逆に1オペだと四人が必ず同じステージで2対2の勝負をする強制対戦設定となる。4オペ設定でも後から始めた人が同じオペレーションを選べば協力・対戦できるが、CPU戦したい人がいると互いにやりづらくなるし対戦したい人は自然と強制対戦設定の店に集まるため4オペの店では基本的に対戦できない。