やめてよね、本気で(ry

というわけでサルファ進行中、遂に色々な意味で待ちかねたイベント発生。
しかしやはりスパロボだとキラきゅんの存在自体がたいして特別でもないため原作イベントは何やってもピントがずれていると感じる。とりあえず「防人*1には、お前より強い人間がいくらでもいる!」というSEEDストーリーの大前提を覆す一言には笑った。

宇宙クジラ

SEEDの序盤から思わせぶりに話を振っておきながら最終的に完全に忘れ去られたまま終わったアレ。虎屋敷で宇宙クジラの話になったとき何の脈絡も無くバサラが登場。よもやダイナマイト7*2ネタから引っ張ってくるとは。

メビウスゼロとスカイグラスパー

地上に降りてからどちらを使うかで悩む。メビウスは地上だと空中適応C。A-アダプターでフォロー可能(ミノフスキークラフトの方は飛べないユニットに使う)だがスカイグラスパーのSには一歩劣る。しかし移動後射程5でALL武器というガンバレルが魅力。対してスカイグラスパーは余ったストライカーパックを装備可能だが主力になるほどの強さは無いし、小隊援護武器ならメビウスの方が僅かに強い。むしろ重要なのは補給機能があること。
どうしたものかと迷ったが、なにげに主人公機体ソレアレスも人型で空飛べるくせに空中適応Cという謎性能(他の飛行機体は全てA以上…と思ったけどあとキュベレイMk-IIがBだった。)が発覚したため一個しかないA-アダプターをそちらに取られて終了。

熟練度

相変わらず20話くらいだと無改造でも熟練度は普通に取れる。制限ターン数も冗談かと思うくらい甘い。
「難」だと気力が全然上がってくれないためウィングゼロの最強技などまだ一度も見たことがないけれど、無改造でもほぼ無敵な初号機とストライクがALL武器で反撃しまくった後に弱った敵を後続部隊が処理しているだけでも終わる。

システム

バックログが付いたりして色々とシステム面は強化されているが、ゲーム本編では逆に使い辛くなったところが散見される。まず小隊編成画面での小隊内並び替えができなくなったため、小隊から隊長を外して残りのメンバーから繰り上げたい時も外して再度リストの中から選び直す必要がある。リストのソート状況も毎回リセットされるためそれだけで選び直しというのは結構面倒。
そしてSLG部分での部隊表のリストが撃墜数でソートできなくなった(トータル撃墜数一覧さえ出せない)のも痛い。エース効果(ステージ開始時に気力+5)の発生する50機撃墜を区切りにしてステージ内で満たせるように調整したり、撃墜数の足りないキャラを前に出して既にエースになってるキャラは下がらせるとかいう判断のためにいちいち各小隊の各キャラの能力画面からステータスページを開いて撃墜数を確認していかねばならない。
このゲームLv差は後からでもめちゃくちゃ簡単に巻き返せるし、漫然とプレイしてても各ステージのクリア自体は凡百のテキスト系えろげ並に簡単である。ごく僅かの特殊なフラグを除けば、はっきり言ってこのゲームでは撃墜数の配分以外で悩む要素が無い*3のに一番肝心なそれを部隊表の項目から削るとはどういう了見なのか。
どうでもいいところを強化しておきながら撃墜数リストという肝心なところを削っているのはわりと不可解である。


まあ誰もSLGを期待してないのに形だけSLGとなってるため生じてしまう不満があるのは致し方ないのだが、現状でツッコミどころが多いのもそれはそれで愉しいし購入が失敗だったと思っているわけではない。ニルファに比べたインパクト不足は否めないが。


*1:ゲーム開始時任意に決められる部隊名。デフォルトでは「αナンバーズ」というしょっぱい名前だったと思う。字数制限が厳しくなりニルファで使っていた「愛国戦隊大日本」が入れられなくなったため、まあ暑苦しいロボットたちは九州でも守ってろという暑い想いを込めて名付けた。

*2:マクロスダイナマイト7はバサラが銀河クジラを追う話。

*3:撃墜数の配分を気にしなければ初号機とストライクだけで敵全滅させるしメビウスもグラスパーもそもそも出番がない。