正しいご奉仕

「いじケア〜ノエル君のご奉仕日記〜」の体験版をプレイ。
軟弱主人公が修行のため従姉のお姉さまの屋敷へ奉公に出る、という設定から非常に気になっていたゲームである。


そしていざ始めてみると、これが予想以上に属性直撃の凄まじい内容。
もう初っ端からメイドまみれでお姉さま方に揉みくちゃにされ、メイド長のお姉さんに色々とそれはもう色々と教えてもらう。
「『いじケア』の『いじ』はイジメではなく、イジくられるの『イジ』です」という言葉の通りの出来で、ヒロイン全員(というか体験版の時点で登場人物全て)が年上であり、ひたすらに弄られたり教えられたりするあたり、ZEROの「穴人形」*1を髣髴とさせる。あれからダーク要素を削ったもののように感じる。


そしてその中でも、メインとなる従姉のステラ姉さまが物凄い勢いで吾輩の弱点を突きまくっている。
ツリ目の金髪ツインテールという外見そのままのツンデレなのだが、「お嬢様」でなく「姉さま」と呼んでしまう度に威力を増して炸裂するデコピンが魂に響く。姉さまと呼んでデコピンされるならむしろ本望、というかむしろ嬉々として呼び続けたい。「お嬢様/姉さま」の選択肢でも迷わず「姉さま」を選ぶ。嗚呼デコピンは偉大だ。
オモチャ・奴隷呼ばわりに加えて伝家の宝刀である過去ネタいぢめも完備しており、オシオキに足でされたりするのも、それで泣かれてオロオロするところまで含めてまさに鉄壁といえる勝ち気お姉ちゃんである。


姉さまの母親ジーナさんは主人公の母親の妹…って思い切り三親等のような気もするのだが大丈夫なのかしらと思いつつ、主人公がかなり過剰に駄目っぽいのは気になるが現在一番期待するゲームとなったため購入確定。
現在購入予定にある中でも、生徒会長・久寿川ささらがまったく未知数の東鳩2とか裕羅さま声というだけで吶喊予定のみらろまなんかとも異なり、中身が気に入った上での期待なのが何より大きい。
発売日は来年の1月20日ということで、一月はもうこの「ご奉仕」をメインとして見ておこうかしら。


*1:基本はタイトルの通りダーク系なのだがヒロインは全て主人公より年上で、お姉ちゃんに命令されるままに使用人たちを無理矢理(中略)なルートの他に使用人のお姉さんたちが自ら主人公に(中略)なルート、他の使用人放置してお姉ちゃんと色々(中略)なルートなどがあった。