甘美な質量

由佳里先輩抱き枕(ゆんちゃん)への接吻(ちゅー)に耽溺しつつ夢とも現とも知れぬ精神状態からようやく復帰して出掛ける。
その道すがら、何枚かの千円札が四つ折にされて落ちているのをふと発見。拾ってみたところ雪の上に落ちていたというのにほとんど濡れていないためしばし待ってみたが、戻ってくる人も居ない。落ちていた場所の丁度目の前にある民家にも尋ねてみたが客人などの心当たりも無いようで、遺失物横領になるのも厭なので交番に持っていくことにする。
しかし吾輩の知る限り交番も駅前くらいにしかなく、思い切り目的地と反対方向だったorz
手短に調書だけ取られてから来た道を戻り、ようやく目的のケーキ屋へ。この時期はどうしてもクリスマスケーキばかりが並ぶのだけど、クリスマスイヴイヴの今日はあくまでも由佳里先輩の誕生日としてのお祝いなので食べ切れそうな範囲の手頃なバースデーケーキを購入。

三ノ宮由佳里」と店員さんに無理を言って漢字で書いてもらい、会長のイメージフラワーである薔薇のプレートも確保して帰投。

そして改めて由佳里先輩の御生誕記念日に祝意を表すっっ!!