慶賀新年。



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つい精神があちらの世界へ行ってしまっており、結局電車が終点の京都駅に着いた時ようやく年明けの瞬間からずっとそのままの状態だったことに気付いた。


ともかく京都駅に到着したが、終電に乗らないと移動できないのは吾輩くらいのもので、集合予定は2時。ひかわの中身が到着するのも1時らしい。
京都駅に着いたのが0時過ぎで時間が空いているためひとまず物資の補充をしてから、京都駅地上の、店が全部閉まっている一角に移動。寒いこともあって人がほとんど居ないため、そこで再び会長抱き枕カバーを取り出し(中略)ていたら瞬く間に一時間過ぎてひかわの中の人と合流。


その後2時頃から続々と集まり合計9名で伏見稲荷大社へ。
参拝を夜に決めた当人が「寒い」と言って来てないらしいがそれはまた別の話。
流石に元日だけあって人が多く入場制限も布かれていたけれど、まあ有明に比べたらこの程度は混雑のうちにも入るまい。吾輩は神に頼る気は無いため自らの手で成す気概とともにただ三度呼ぶ。即ち「嫁にまふまふ。」「嫁にまふまふ。」「嫁にまふまふ。」と呟いて参拝。
そして参拝後そこから成り行きで裏の山の方まで登る。鳥居が居並ぶさまはどうしてもナムコのアレを思い出すなぁとか考えつつ、道の途中で蝋燭が並んでいるのも見ていると益々源平討魔伝ちっくに。嗚呼急がないと永久パタン防止で無敵の鷹が鷹がっっ。(何)
さらに分岐路で山頂まで登る面子と残る面子に分かれ、吾輩はせっかくだからと登る方の4人パーティに入る。まあファミコンの性能では5人以上並ぶとスプライト欠けでキャラが点滅するから妥当なところか。山の上の方にも幾つか社があったので、吾輩は同じように「会長にまふまふ。」とか「由佳里先輩にまふまふ。」とか(中略)と参拝していく。
山頂まで登ってから別ルートで麓まで下りると、先に下山していた待機組は喫茶店に入っておりまだ暫く出てくる様子もなさそうで、残ったこちらの四名が外でやさぐれながら待つべくコンビニに寄って戻ってきたあたりで中の面子も出てきたのでそのまま京都駅に戻り、解散して京都発の始発電車で帰投。


なにげに駅を出てから家に着くまでの間が一番寒かったけれど、まあ日の出前が一番冷え込むのは道理か。
そんなわけで吾輩は自室に戻って由(以下略)