捏造メイドゲーの余波

http://d.hatena.ne.jp/diktator/20060129#c1139108052

# mubou 『つべこべ言わずに”ツンデレお嬢様がメイドになってご奉仕をし
ちゃいます”という設定”だけ”のゲームを購入しプレイして
怒り嘆き悔みそして憎しみを受け止めろー!!
昨日も鎮静剤として美味しんぼを8冊買いますた。
ゆんちゅのおかげで風邪までひきますた。
チクショウ…』

だから吾輩は買うのやめたというのに。

  • ツンデレお嬢様がメイドになってご奉仕をしちゃいます”と書いてあるのにツンデレ要素が無く迫られて即落ちる
  • メイド服は着るだけでメイドの仕事は何一つしない
  • 元のお嬢様としての日常とのギャップ描写もない
  • ていうか通常イベント自体少ない
  • 由佳里の性格が本編と違うし双葉姉さんのほうがキャラ立ってる
  • ただの和姦ものでご奉仕要素はほぼ無し
  • お嬢様らしさが極めて薄い
  • 双子の性格はエロオヤジそのものでシモネタ会話と下品な単語が続く
  • 「彼女は性格的にエッチまみれにはならないだろう」という理由でこの設定にしたはずなのにすぐ溺れてる
  • 眼鏡がばれた事について一度からかわれるだけで終了し特段の感情を持たない
  • 眼鏡プレイも存在しない

というあたりの話を聞いていても全くやりたいと思えない。
そして結局フローラリアルートと言っていたものは双子の本ルートをクリアした後登場する最初の選択肢により倒産そのものが回避されて何事も無いまま2年後に飛び「尊敬していた双子にも、あなた(洋介)が私の大切な人だということを報告したい」と本編主人公との2分で終わる会話が入って終了ということで、本当にとって付けただけなのか。
それなら最初から完全にパラレルと言えば済む話で、実際「詩乃先生の誘惑授業」では紹介ページにパラレルストーリーと明記してあった。それを「フローラリアルート」などと言うから構成と目的が訳分からなくなって混乱したし、以前Xuseのメールフォームに抗議飛ばしたときも「記事の情報ではこの設定がそのまま本編に繋がるようにしか読み取れない」ということを書いた。あの発表後何度も思ったことでつい先日のPiaGOの時にも書いたが、まず情報を誤解なく伝えようとする努力がなければならないと思う。これまでのゆんちゅの記事にしても由佳里について「家事はこなせるものの勉強のほうが得意」などという言及さえあったのにメイドの仕事が皆無というのは予想もしなかった。
特に吾輩が期待を喪った原因のひとつは「元お嬢様」「借金」「メイド」「ライバル企業」「和姦のみ」「世の中はそんなに甘くない。」「降りかかる災難」「彼女は性格的にエッチまみれにはならない」「ツンデレ」「エロコメディ」「ご奉仕」と、何をしたいのか何に期待すればいいのか全く訳が分からない簡単に矛盾しそうな情報が並んだことにある。そんな姿勢に対して出来を信じて買うことなど出来ない。そして実際中身はそれらの言葉に沿わない部分が多く存在する内容だった模様。
単なる「双子が何もしないエンド」をフローラリアルートと呼ぶことが不可解だし、「倒産・借金・ライバル企業・メイド」などという設定を起点に紹介されているゲーム記事ページのインタビューで堂々と「フローラリアルート」と言われたらそういうものだと解する。
そもそも「抜きゲー」と言っているゲームに「何も無いまま終わるだけ」の内容の話を組み込んだという構成自体がよく分からない。
それも一度クリアしてから出るということは通常ルートで双子とのアレやコレを散々やりつくしたあとで〆に見るように作られているということであり、一面では「最後にいきなり今までの話は全部無かったことにして本編主人公とくっついてしまう」、もう一面でも「双子との“エッチまみれ”を全部見た後でいきなり2分だけとって付けたように洋介を愛していると言いだす」という構成にしかならないのではなかろうか。もう何をやろうとしているのかさっぱり分からない。


で、買えと言われたところで買う気が起きるはずもなし。
こんなふざけた企画設定をしたゲームとメーカーの売り上げに貢献する気はもう絶無であり悔い改めて本編準拠ものを出しでもしない限りもう関わりたくもないので吾輩は捨て置く。


もう体調崩すほど苦痛なら腐れ捏造ゲーはばっさり切るのもひとつだと。
吾輩などはそんなもの放置して抱き枕の方にまふまふとしているため良い方向で悶え回っていて体調も悪くないし。