金の代わりに血を使う

姉弟ノスタルジックアドベンチャー”こと「雪影-setsuei-」を買いに行ったものの、途中で持ち合わせがかなり少ないことに気付いた。
予約で前金は払ってあるしいつもの優待チケットの500円引きもあったのでそこまでギリギリにはならなかったが、それでもあまり余裕は無いため今日は金を使わない方針で行こうと思いつつ駅前広場へ戻ったところスタバが丁度「抹茶ラテ」の大々的な試飲会をやっていた。
そんなわけで渡りに船とばかりに吾輩も飲んでみる。吾輩は基本的に珈琲を飲まないばかりか近年まで本気でスターバックスオートバックスの区別がついてなかったような人間で、ココアにしても同じ駅前ならVELOCEの方が好きなためスタバにはあまり馴染みが無かったのだけどこの抹茶ラテはまあ悪くないと思えた。次飲むかどうかは値段次第。


それも量は無かったので次はどうしようかと思案したところで「金が無いなら血を使えばいいじゃない。」というマリーさんの声がどこかから聞こえてきたため次は駅前の献血ルームへ。


販売してない自動販売機すなわち自動機が設置されており献血者は飲み放題の上お菓子まで置いてあるという快適すぎる環境で、初めてのときは戸惑いさえ感じたがさすがに慣れてきたのでいつも通りに問診を受けテレビを観ながらまったり……しようと思ったのだけど。
刺すときいつもより痛かった上に途中で採血が遅いとか止まってしまったとかいって針の位置を何度も直され、やたら時間がかかってしまった。まあ担当のお姉さんがドジッ娘属性だったのだと思うことにして吾輩は気にしないようにと終わるまで笑顔を維持。そして終わってから例によって非売品ナースキティちゃんハンドタオルとかよく分からない記念品を貰い、失血した分いろいろと飲んでから撤収。しかしこれが初めてだったとしたら次以降行くのに抵抗があったやもしれないなぁと思った。


これでいつもなら400ccということで鷲巣の親満貫ツモボーナス払いとか連想するところ、今回「月夜の瞳は紅に」を唐突に思い出したのは血を消費するシステムということからかしら。