貴族学校=お嬢様世界=まふまふ

KBS京都 ゼロの使い魔

第03話「微熱の誘惑」

主人公が惚れっぽいキュルケに部屋へ連れ込まれるという話なのだけどこのキュルケとルイズの平民観・使い魔観のズレの原因がよく分からない。
ルイズはルイズで主人公を盛りのついた犬呼ばわりしたかと思ったらすぐに宿敵キュルケ以外なら誰と付き合っても良いと言ってみたり固定観念の外形が不明瞭で、そもそも大前提である「魔法使い=メイジ=貴族」「魔法を使えない人間=平民」という取り決め自体いまひとつよく分からず、貴族の家と資産と魔法能力の関係とか、どこかの御落胤が魔法使えたら特権待遇付加されて貴族なのかとか角が無いと生まれに関わらず地位が落とされるボアザン星人のようになっているのかとか世界設定がいまひとつ掴めない。
FSSのヘッドライナーにしても生まれやすい血筋というのはあるがヘッドライナー、ダイバー、マイト、というそれぞれは基本的に独立している概念だったし能力=貴族という括りはどうにも腑に落ちない。まあ原作読んでないのが悪いのか。
そして後半は、おそらく今後の主要キャラ兼メイン武器になるであろう喋る剣入手イベント。ルイズが剣を選ぶ際「大きくて太いのがいい」と連呼しているのは狙ってるとしか思えないが、ネタとして面白かったのはそこくらいで話の筋としては主人公の流されっぷり以外特に印象に残らなかった。
あゝ微妙、だけどまあヒロイン陣は可愛いのでそれだけ見てればまだ耐えられそう。(何)