予想外上げ

KBS京都 くじびきアンバランス

7くじ目「えらいひとのはなしをきく。4点」

現役生徒会からスパイ狩りを命じられる話。
当初お花畑な天真爛漫記号に笑顔をただ貼り付けてるだけに見えた時乃の個人としての心情描写と、時乃を中心としたキャラ間の心理や人物描写が前面に出てくるようになってから吾輩内部の評価は地味に上昇続き。浮き沈みを動かす理屈をきちんと内包していながらそれでもお花畑なのはあくまで変わらないという時乃の動きは悪くないし、今回の本筋自体は定番というかテンプレに近いはずなのに話の展開や事実が明らかになるタイミングの効果もあって面白かった。
そしてなにげに今回は脚本が木尾士目本人だった模様。
さもありなん、と言えるほどよくは知らないが、大本の原作者による表現として提示されたのがこの話だということなら安心して観ていられるかなと思う。