混迷への出撃

吾輩はどうにも手が遅い。*1
いいかげん別のことを書こうと思ってた矢先にXuseのHPが更新されていた。


『ゆんちゅ 〜お嬢さまはご奉仕中〜』のページ公開。
ブランドはザウス【発泡】で、ジャンルは“お嬢様メイドいじくりADV”らしい。
キャラ紹介を見るに新キャラの双子「城野双葉・一輝姉弟(当時の会長と副会長)」の存在はまあ想定内として、ゆんちゃんはまだ学生会補佐役であり書記ではない模様。
サンプル画像はPUSH!に載っていたのと同じ二枚のみで、キャラ紹介の立ち絵も同じく。唯一初見なのはTOP絵か。どちらも原作と比べると絵の印象がだいぶん違うように感じるけれど、これはまだ本編への成長途上ということかただ単に絵柄が変わっただけなのか不明瞭。夏コミの新刊見た限りではそんなに絵が変わったようにも思えなかったけれど。
まあなにげに吾輩はことりが裕羅さま声でないという理由でアニメ版D.C.は無かったことにしているくらい中の人を重視する性質なので、大城恭子声への期待補正が効いているためこの絵の変化だけならあまり問題ではない。


そして肝心の「物語」の項目では舞台設定が少し詳しく書かれている。これもおおよそはこれまでの情報のほぼ延長線上であり形がはっきりしただけだが、何より問題となるのはゲーム自体の方向性を示唆すると思える最後の三行であろう。

由佳里は双子と共に暮らし始め、彼らの抱く夢と希望と妄想に翻弄されることとなる。


果たして、双子の妄想とは? 元お嬢様の由佳里に降りかかる災難とは?
メイド姿をさせられた三ノ宮由佳里のドタバタ・エロコメディが幕を上げる!

………………。
ま す ま す 分 か ら な く な っ た 。


あゝ、もう、乾いた笑いでも湿った笑いでもない、喜びでも怒りでも哀しみでもなくなんとも形容し難い、まさに残った「楽」のような笑いが止まらない。


「夢と希望と妄想」というあたりがまた謎で、情報が出るたびに混迷の度が深まるというのはいかがなものかと。PUSH!に載ってたメーカーレポ漫画で「フローラリア三ノ宮由佳里をメインにした抜きゲー」とまで言っておきながらなおその疑問文で話の肝要な部分を引っ張ってどうする気なのかしら。(−−;


ともかくドタバタ・エロコメディというからには暗い話ではなさそうだが、もうまともに捉えるだけ無駄なように思えてきた。
明日の「大阪DreamParty」にXuseも来るはずなので何か分かるとよいのだけど、期待云々はひとまず因果地平の彼方に置いてくるべきなのやも。


*1:「手が遅い」ではなく「筆が遅い」ではないのかというツッコミはあったのだが、この場合遅筆以前の問題でそもそもネタに手をつける行動面での遅れだと認識していたため「手が遅い」と書いている。