京都の新メイド喫茶

丁度巫女Dayだったのもあって、唐突に「りとる☆きゃぴたる」に寄ってみた。
「おかえりやす旦那様」という挨拶が珍しいといえば珍しいが京都らしさを狙ったにしても格好がメイド服と巫女服というのではやや微妙。まあ和服とか京風味をこれ以上に求めるならあじびるの花心にでも行けば良いのだし、単に京都だからそうしたという以上の意味は無いのだろう。


中は入口のテーブル席と奥のカウンター席があり、まあ場末の喫茶店としては普通にありそうな構成なのだけどメイド喫茶としてはやや狭く感じた。とりあえずカウンター席でケーキセットを注文し背後の本棚からアカギを取り出して読みながら(近いので手を伸ばすと座ったまま本が取れる)服を観察しようとしてみたけどカウンター内なので靴とか見えなかった。見る限りスタッフはメイド服二名と巫女服一名の三人のみ。調理専属スタッフもいないのか、ちょうど目の前のカウンター内でメイドさんがラップ使っておにぎりを握っていた。おにぎりというのは元来手の脂に少なからぬ意味があると思うのに握るときラップを使うというのはどういう解釈をすべきなのかと少々思案したが、まあ単純に機能として作業切り替え能率などの問題なのやもしれない。吾輩もラップでおにぎりというのはたまにやるし。*1


とまあそれはさておき。とりあえずケーキセットを注文したところソースで字を書いてくれるというよく分からないサービスがあったので吾輩は「苛烈」と書いてくださいと言ってみたものの、「苛立つという字」とまで説明しても分からないと言われたorz
字はともかくとして一々紅茶に入れる砂糖の量などを聞かれるのが煩わしいと思ってしまうあたり、やはり吾輩はつくづくメイド喫茶には向いてないと思う。(まあ自分で入ったのだし「せっかくだから」と思って断りはしなかったので文句言うべき義理ではない。)
総じて色々と垢抜けてない部分があり、四条祖父のすぐ裏にあるとはいえ吾輩としては何度も行こうという気はしなかった。もっとも吾輩は普通の喫茶店自体滅多に入らないのだけど。


*1:ラップ使うと手や食器を洗い直す手間が減るだけでなく、そのままラップで持っていけるというのも大きい。