スペースオペラの主役になれ…るのか

KBS京都 涼宮ハルヒの憂鬱

第11話「射手座の日

今回は凄いことになっているという話なので久々にまともに観てみた。
いきなり艦影が表示されたスペースオペラっぽいスクリーンを前に通信で会話を交わしているなどイメージ描写にかなり力が入っており、さらに古泉が「アイ・アイ・マム」とどっかで聞いた応答をしてたりとプロローグから思い切りかっ飛ばしていた。
そしてOP後の冒頭では主人公と古泉が碁盤に向かい合っているのだけど打ち方が明らかに変なので巻き戻して盤の状態を見てみたら、二人がやっているのは囲碁でなく五目並べだった模様。


で、本筋。
コンピュータ研の自作ゲームのパッケージが沖○艦長だったりSchwarzschildぽかったりしたのは敢えてスルーとして、普通に考えるとシステムと処理過程を完全に知り尽くしている自作ゲームで勝負を挑むこと自体根本的に間違っているというか厚かましいにも程があるのではなかろうか。まあ元々の原因である脅迫事件自体が酷いのだから今更でお互い様だし、まあそれでも勝ててしまうという無茶苦茶な自信と能力前提ゆえなのだろうけど誰も突っ込まないのは謎。あとルールについて「敵を全滅させるか敵の大将を撃破すると勝利」と言ってたけど大将倒さないと殲滅できないから大将撃破だけでいい気はする。
本番の艦隊戦もイメージ映像中心で進み、艦隊将校服だったり敵部長が某総統そのままだったりとビジュアル的に面白い構成だった。このあたりで京アニの恐ろしさを再確認。モザイクつきでガ○ダムな映像が入ったり地獄の業火とかカトンボとか言ってるのに愕然としつつ、チートを封じられたコンピュータ研がお約束の台詞とともに粉砕されて終了。
凄いことやるなと思ってたらエンディングテロップの脚本に「賀東招二」とか書いてあって噴いた。「アイ・アイ・マム」とか言わせてたのフルメタ作者本人だったのかっっ!!�堯福陰Α院�

ABCテレビ うたわれるもの

第11話「永遠の約束」

カルラ姐さんわふわふな前回から一転して重い話に。ただ原作の事情を知っているとどうもこのあたりは茶番に見えてしまう。
おやっさんの最期は原作通りに渋かったのだけど周りのイベントが相変わらず急展開で、原作知らなかったらついていけなかったのではなかろうかと思えてくる。前回との雰囲気の落差が激しく、それを繋ぐ間とか前置きとなる描写などがあまり入らないまま襲撃イベントに突入してしまうのは尺の都合で仕方が無いとはいえ残念ではある。
こうして描写も削られているのを見てると、ガドル・ヴァイクラ*1の人の死亡シーンも演出上削られただけで再登場は無さそうに思えてきた。


*1:サルファでこの声聞いてハザルが噛ませ犬だと確信した人は多いはずw