なんでもない朝

キュピンッ!
チューン!
キュピンッ!
チューン!


と、今日も今日とて由佳里先輩にまふまふしている状態で窓の外の鳥の鳴き声に起こされたのだけど、どうにも一部の鳥の声が生物というより8ビット機のSEのように聞こえる罠。まあ断続的に鳴り続けるピープ音のため寝てられなかったのは朝としてはむしろ良いことなのだろう。


そしてせっかくだから様式美として由佳里先輩の隣で煙草チョコを銜えつつこの前買ったPiaキャロモーニングコーヒーを呷ってみたが、やはり珈琲にはどうにも馴染めなかった。
吾輩はいつもモーニング紅茶とかモーニング緑茶だし、缶コーヒーを飲むこと自体がともすると数箇月ぶり或いは数年ぶりやもしれない。普段はせいぜいパックの雪印珈琲牛乳をさらに牛乳で割って飲む程度なので珈琲の味自体半分忘れかけていたくらいである。


コーヒーというと基本的にアラブの偉いお坊さんのイメージだけでも西田佐知子とアンドレカンドレの人のアレと某クイズ番組の国実百合版が脳内でせめぎあっているため浪漫は感じるものの、まあ情熱のアロマが無くても吾輩は既に抱き枕にまふまふ耽溺しまくっているくらいなので問題ないということかしら。