アニコンよりあねちっく

「オタク主人公と妹」漫画→アニコン
「オタク主人公と姉」漫画→あねちっくセンセーション
と対極に分かれる今期の新刊事情。
設定見る限りかなりコテコテに感じるアニコンだがあくまでChuChuの連載であって作者も「水色時代」のやぶうち優だったりする。まあなんにせよ吾輩にはあまり関係ないことで、例によって妹モノはスルーして姉の方を選ぶ。のだった。


というわけで当然のようにあねちっくを購入。
タイトルの「センセーション」は姉が先生という設定と掛けているものと思われる。
第一印象では微妙につまらないような感じもしたが、ゆっくり読んでみると地味に面白い部分が見られる。つまるところ全く駄目でもないけどそんなに面白くはない。基本として4コマらしくギャグベースで萌えを求められるような内容ではなく、あとがきにもあるように主人公のオタク設定も作中ではかなり薄くなっていてそちらの方向でお約束を突っ走るタイプでもないため特長と呼べるものが少ないし、4コマとてギャグが全てだとは思わないけど他に殊更に面白い部分があるでもないとなるとやはり肝心のギャグの基本出力不足は致命的だと思う。栗林姉のキャラとかは面白いと思うものの、全体として見るとネタのヒット率が低いように感じた。