先行き吉凶不明

KBS京都 くじびきアンバランス

1くじ目「みんな、がっこうでおどろく。7点」

とりあえずOPが「どちらにしようかなてんのかみさまのいうとおり」じゃなかったことはちょっと衝撃。


本編のストーリーは籤引きが決定力を持つという設定がどのように使われていくのかよく分からないが、とりあえず舞台説明以外では「なんかドタバタやってる」以外の印象が薄かった。
80年代アニメから持ってきたような暴走メカは手法そのものが古臭いし、これは元の「げんしけん」自体がそのあたりの時代のヲタコミュニティを踏襲していることから狙っているのかもしれないが現代の単体アニメとしてはやはり時代錯誤を感じる。
まあしかし古いのは必ずしも悪いということでもないし、それはそれで過去の作品群を踏まえたうえでどれだけのものが作れるのかには期待したい。とはいえなにぶんにも元が作中ネタだし、どのような内容にしてもある程度の外形を提示して引き込むべき第一話が“ただ荒唐無稽なだけ”に見えるというのはやはり不安要素として大きいのだけど。