謎な繋がり

久々に部屋の片付けを大々的にやることに。
それで色々と配置換えをした結果、長いことプラグ接続範囲の問題で起動不能だったCDプレイヤーが復活したため、整理中の棚からディスクを引っ張り出して色々聴いていた。
というわけで、最近気になってよく聴いてる曲のことをいくつか書いてみる。


☆アステロイド・ブルース
銀河烈風バクシンガーのED。
笑顔でいればうまくいくさ、という明るい前向きさの部分より、抱きあい分かち合った夢と友情を永く・遠くに想うイメージが好き。
あと特にアニメEDで最後にビリー・ザ・ショットが翔ぶように降りてくるところからの曲の締めの印象が強く残ってて、アクロバンチのOPといい浪漫を感じさせる飛翔落下、国際映画社センスというのかそういう部分のイメージの影響が強い。


高速戦隊ターボレンジャー
戦隊シリーズとしては珍しく、叫ぶようなところでもほとんど力まないスタイルが好き。落ち着いていてそれでいて決して弱くなく、最後の「ターボ・レンジャー」部分に押し付けがましさがないのもいい。同様の理由でジュウレンジャーも好き。
そしてそれと同時に「愛を知らない悲しい暴魔」に対して自然にさらりと「遥かな眠りの旅を捧げよう」と言ってしまう抜け目の無さというか「必要ならやることはやる」的な主張を感じられるのがいい。


☆ふたつの心理
「流聖天使プリマヴェールV」で追加された主題歌。
この表題になっている「二つの心理」の描き方が面白い。
そしてその二つの心理というのが「敵の手に落ちて囚われてしまったけど脱出して再び正義のヒロインとして戦いたい」「でもプリンス様*1にいろいろされちゃうのに溺れてこのままでもいいと思ってしまってる」と、思い切り本編の変身ヒロイン調教ゲームそのままといったぶっちゃけぶりで初めて聴いたときは愕然とした。
それも「快楽の絆*2」のように重さと悲壮さを前面に出した曲とは違い、憂いを秘めつつも悲壮ではなく能天気でもないけどひたすら前向きで明るい曲として、揺れ動く乙女心といったイメージのまま正義と快楽というジレンマの狭間を突っ走っている。
実際本編の内容もこれに近いものがあり、このあくまで調教ゲーとしての要因・行為と変身ヒロインものとしてのキラキラ感のギャップとそれを両立させ押し通してしまう手法が好きである。


☆DokiDokiが止まらない
昨年末に買ったけど結局一人もクリアしてない「みらろま」の主題歌。
騒がしい歌のはずなのに透明感があるというか、音の種類が好き。サビで繰り返される「やんなっちゃう」とか「どーなっちゃう」というネガティブイメージが不可避のはずの―もちろん元々明るい曲であり陰鬱さは薄いが、それでもある程度を遺留分として必然的に抱える―フレーズを信じがたいほど「綺麗」にまとめていることに驚いた。
そしてなにげにこの曲は、当然みらろまの体験版や本編プレイ時には聴いてるはずなのに、最近になって曲だけで聴くまでほとんど印象に残っていなかった。普通主題歌というとOP動画とセットになって頭に残るもので、最近でいえばPrincessBrideだと「Lovin'callin'Healin'〜」のところでは脳内でちびキャラが跳ねているものなのにこの曲の場合そういうことがなく、改めてOP動画を見ても吾輩が好感を持つ透明感に対して画面を煩く感じて邪魔になるのか歌の印象が薄くなった。OP動画が内容として酷いとは思わないのだけど。こういうことは珍しい。


……かなり妙なことを延々書き綴った気もするけれど、まあすっきりしたので良し。


*1:秘密結社マルク・ジェネの幹部でプリマヴェールを捕らえる主人公プリンス・ガーランド(デフォルト名)

*2:魔法戦士スイートナイツ2」の主題歌