旧番組

コードギアスR2がやっと終わったのだけど。
設定の核心であるギアスは結局発祥(王の力だとか孤独にするとかの謂われ)も謎のままだったしダモクレスも単なる大量破壊兵器(既出)ストッカーで、終わり方はきれいだったけど終盤は超展開連発だったし長い前フリのわりに安っぽいラグナレクの着地の末にこう落とされると取ってつけたような感が残る。
「こんなものを正義として報道しなきゃならんとは……」といわれてもルル山さんの治世が旧ブリタニアとどんだけ違うのかよく分からない。少なくとも合衆国に乗り込むまでは善政扱いだったみたいだしルル山さんの何を憎ませているのか。旧ブリタニアがあのまま全世界制圧した場合と何が違うのだろう。 R2序盤のイレブン処刑イベントでも「正義」の報道していたことからすると無自覚にそんなことさせてるとは考えにくいけど、敢えて狙ってるのだとしたら結構ひどい見方で作られてると思うw
ラウンズの人たちも「皇位の簒奪など認められぬ」とか言って刃向ってたけど、元の皇帝シャルルが日頃から「倒せるものなら倒してみろぶるぁぁぁー」と力こそすべてな発言していた感が全開だったことを考えると違和感が強かった。
だいたい憎しみの連鎖を断ち切るといっても、そんなこと言ってたのは主に戦争=殲滅戦という価値観が主流な種世界の人たちであって、ブリキとかイレブンとか言ってる場面はあったけどせいぜいイレブンを「立場が」低いと見下すシーンがほとんどで、純血派なる勢力の代表的人物であるところのヴィレッタ先生やオレンジさんさえあの有様では実感が湧かない。ギアスではむしろゼロ様コールからルルーシュ様コールになったり黒の騎士団がいきなりシュナイゼルと手を組んだり異様なまでに柔軟にみんなあっち行ったりこっち行ったりしてたし、ただ単にデス種へのあてつけでやっただけなんじゃないかとも思えてきた。
オレンジとかキャラは無駄に面白いので全体として悪くはなかったけど、展開はやっぱり無茶振りで煽るだけ煽って収拾はできてなかった気がする。あと考えてみると吐血ロリコン星刻さんはほんとにただ時々吐血キャラアピールをするだけで普通に最後まで生き残ってて得に何のフラグにもなってなかった。


以下その他終わったもの。


我が家のお稲荷さま
佐倉の迷走が面白いアニメだった。
他の部分はふつー。つまらないわけじゃないけど。


乃木坂春香の秘密
最後までOPEDとキャラがかわいいことだけが取り柄で、対のヒロインになりそうだった椎名も見事なまでに話の軸に関与できない空気だったしこれほどストーリーに見所がないアニメも珍しい。
結局タイトルの「秘密」って序盤に出てきたオタク設定だけだったのだろうか。


フルメタTSR
この最終話のあたりまでは原作読んでいたのでおおむねのんびり観ていた。アニメとしてはヤザンというかベック(ビッグオー)のあの声の印象が強く残る。
そして続いてふもっふが始まった。順序は逆だけどこれはこれで空気の流れとしては正しい気がする。


薬師寺涼子
当初はさほど興味がなく気にしてなかったけど、ちょこちょこ観ていると意外に面白かった。
設定周りはよく分からない点が多かったけど。


マクロスFrontier
まあシェリルが良いけどびみょーによく分からないうちに25話終わった。
劇場版を観ろということなのか。


恋姫無双
結局劉備が出てこなかったのは真と無印どちらでも良いようになのかどうなのか。
しかし主人公がいないのもあってただ三国志設定の上でストーリーにもならないキャラの動かし方をするだけにしかならなかった感がある。でもまあそもそもエロゲ原作アニメはそんなものが多かったか。キャラが動くアニメとしてはつまらなくはなかったし。
あとは黄忠の出番さえ多ければ。


スク水うぃっち
ネタとしては面白そうだったのに、1話2話くらいで切ってしまった。
なんで観なかったのだろう。恥ずかしいDVDのCMは面白かったけど。
やっぱりメインキャラが全体に薄すぎたからか。(をぃ)


・緑林
ところどころの違和感を変な空気として消化して受け止めればそれなりに観ていられた。
まあこれはこれで。


・ひだまり365
何故か最後に2話連続放送。
良くも悪くも空気アニメ。


・とらぶる
そこはかとなくレトロアニメだったけど、ヒロインに興味が湧かないのであまり観てなかった。


あと00総集編はふつーすぎて感想が無い。