今更ダブドラ

diktator2010-09-15

仮面ライダーWの放送も終わり、DXダブルドライバーが4k切ってたのでついカッとなって買った。

仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー

仮面ライダーW 変身ベルト DXダブルドライバー

もうAmazonなんかだと逆に品切れ気味で値上がりしてほぼ定価売り。



DXダブルドライバーはベルトとドライバー本体、マキシマムスロットに加えてDX版サイクロン・ヒート・ルナ・ジョーカーメモリつき。



サイクロン!ジョーカァー!!
やっぱりダブルドライバーは重量感もあっていいデザインだ。


そしてこのダブルドライバーが面白いのは、ドライバー本体には全く電池を使っていないところ。
全ての音声が付属のDX版ガイアメモリに内蔵されていて、差し込まれたメモリの音声をドライバー内部の物理ギミックで再生するサウンドを操作している模様。


このDX版メモリは食玩やガチャと違って普通に押すだけだと「ジョーカー」などのメモリ名しか出ないのだけど、ドライバーにはめると内部スイッチが切り替わって流れる音が装填音や待機音になる。そしておなじみ変身動作でダブルドライバーを倒すと変身音が起動する。あとダイオード内臓で動作時に光るのも大きな違い。
マキシマムスロットに入れると必殺技待機音→スイッチ入力での必殺技音も忠実に再現されていて、抜いたときにも解除音が流れるなどかなり充実している。


そして食玩やカプセル版のメモリだと待機音やメモリ着脱音は入ってないけどドライバーを倒したときの変身音は再現できるようになっているので、集めたメモリを使って遊ぶことができる。


本編では実現しなかったサイクロンアクセルとか



平成ライダーメモリを使って、ディケイド+ディエンドとか



仮面ライダーW(ダブル) ドーパントメモリ

仮面ライダーW(ダブル) ドーパントメモリ

あと前に買ったDXドーパント(敵)メモリにも対応してて、テラー!ジョーカー!とかもできてしまう。





そして例によって手元の痛ガイアメモリも使用してみる。


FLORALIA!BODYPILLOW!

ま・く・ら!まくらまっくっらっ♪(それはオーズだ)


キバヤシ!ジバン!

つまり人間の信じる心を利用し、悪のために操るバイオロンの陰謀だったんだよ!
なんだってー!!
話は聞かせてもらった。バイオロンは滅亡する!!



キバヤシエクストリィィィム!




そして収納に関しても、一応A4の深いケースにいい感じに収まった。

ただこれ基本的に右のベルト部分を外して着脱するように作られていて、左側のベルトは本体に接続してしまうと基本的に外れない。
そしてこのベルト部分は柔軟プラ系の素材なのであまり急角度には曲げられず(無理すると折れる)、その状態だとA4には収まらない。
まあ左側のベルトは一旦付けてもネジ外せば取れるので、しまっておくときは変身ベルトじゃない方のドライバーを用意することにする。


というかそもそもベルト部分は子供向けゆえ、さすがに吾輩が巻くにはちょっと長さが足りなかった。別に腹は出てないけど肩幅の時点で無理っぽい。
まあそこはバンダイということで大きなお友達用の延長用ベルトをプレミアムバンダイの通販で売ってるのだけど、これだけで1000円というのは微妙な感がある。今度また別に何か買うことがあって、そのとき不便を感じてれば検討しようかという程度。


しかしこれはやはり楽しい。
そこらの食玩やガチャ版のちょっとしたメモリでも普通に千円とか値がついてる今、ドライバー本体にDX版メモリ4つ付いて4kは安い。


Wの〆として買ってよかった。
新番組のオーズも面白そうだけど、さすがに今度のメダルとかはたぶんそんなに買わないはず。
Wは玩具セールスでも歴代の中でずば抜けたヒットだったようで、色々と奇跡のように噛み合った傑作だったと思う。

元HP閉鎖予定

インフォシーク iswebライト終了のお知らせ
http://plaza.rakuten.co.jp/usersupport/diary/201008250000/
http://isweb.www.infoseek.co.jp/info/information.html


ということでinfoseekの無料HPサービスが終了するらしい。
手軽さゆえに作られて既に管理されてない膨大なサイトの存在を整理したいのもあるのだろう。


「姉色時代を応援する、領域“苛烈なる安寧”」
http://members.at.infoseek.co.jp/diktator/index.html
ここの元HPもinfoseek無料スペースなので10月末で終了。
2001年くらいに今は亡きTRIPODで立ち上げ、その後infoseekに統合されて、長いこと更新できずに放置しつつもここまで残してきたけどまあ仕方ない。
クイズとかCGIが使えて重宝したのになぁ。


有料のiswebベーシックに移行することは可能だけど、長いこと更新できてないし年間6k出してまで維持するものでもあるまいと思うので、今のところはもうきっぱり消滅させる予定。
いずれ再構築することがあるにしても一旦更地にしたほうがすっきりして分かりやすいし。


とりあえずそうなると名実ともにこっちのブログがベースということになるのか。それすらも更新滞ってるけど。

出汁出てる

今度は秋田の萌えうどんか。
日本中どこもかしこもこんな流れになってきたなぁ。
と思いながら公式サイトのキャラクターページを見たら、相応の心積もりはしていたはずなのにその予想範囲をはるかにぶっちぎった設定でさらなる衝撃を受けた。


・秋田名産 みなせとひなの稲庭うどん キャラ紹介
http://tokujo.com/character.html

・稲川みなせ
ひなちゃんが作ったというスープを口にして、そのおいしさに感激するが、まさかひなちゃんのスープが2人のお風呂の残り湯から作られていたとは、夢にも思わなかったのだった。

・ひなちゃん
熱いお風呂に入ると、おいしいダシができるという不思議な力を持つ。



残り湯って……残り湯って……これ考えた変態は誰だぁぁっ!


ダシ=美少女の残り湯を啜る。
どこからどう見てもパーフェクト変態行為です本当にありがとうございました。
これはあまりにもアグレッシブすぎると言わざるを得ない。よく通したなこんな設定。ああすごいな日本。




岡山のきらめく果実とゼリーのキュートなコラボ 『じゅれみっくす』

岡山のきらめく果実とゼリーのキュートなコラボ 『じゅれみっくす』

こちらは岡山のジュレらしい。


・岡山のきらめく果実とゼリーのキュートなコラボ「じゅれみっくす
http://www.geleemix.com/character
やはり絵もタイトルも箱も公式サイトもエロゲそのもので、決定的に違うのはキャラクターが中学生と明記されているということくらい。
この箱に祖父倫シール貼ったらソフマップのエロゲコーナーに並んでても全く違和感が無いと思う。
そしてなにげにトレカ付き。しかしどこで誰とトレードすればいいのだろう。

惜しくも入らなかったものとか全然惜しくないものとか

 ・ガンソ 2005年
ギリギリ入り損ねた。
近年稀に見る熱さと渋さとかっこよさ。
特にエルドラVの回は鮮烈だった。


 ・おとボク 2006年
プールの処理に原作での不満とは別の方向で不満があるのだけど、それ以外は理想的なくらい良い出来のアニメ化だったと思う。
声のごたごたもこの完成度の前には霞む。


 ・ぽてまよ 2007年
和む。
夏みかんの妄想炸裂に和む。
ネネ様の悪逆っぷりで和む。
ぐちゅ子の事後処理に和む。
17歳のナレーションで和む。


 ・kanon 2006年
純粋にハイクオリティ枠。


 ・Canvas2 2005年
吾輩はウェディング紗綾たんアイキャッチの存在だけでももうこのアニメは充分に意義を果たしたと思う。本編はおまけ。
最終話の明らかにフラグ足りてない超展開妹エンドとまったく意図の分からない藤浪がっくりシーンには呆れる他ない。


 ・風の聖痕 2007年
愛すべき微妙な三文ぱんつアニメ。
綾乃姉さまのダメヒロインっぷりがかわいい。
そして哀悼。


 ・アカギ 2005年
アカギの空気をアニメ化するとこうなったのか、としみじみ思った。
原作の良さをすごい力と技で引き出してるアニメだと思う。


 ・ワンナウツ
野球版アカギ。
声が同じだったのでなおさらそう感じる。
登場人物がみんな体裁とかスポーツマンシップをどこかに置いてきたような果てしない勝利至上主義で勝負と計略に塗れてて、そこが面白くもありツッコミどころでもありどちらにしても楽しめる。


 ・H2O 2008年
おかあさんはやみが見られただけで充分な価値がある。
主人公の目が実は見えてなかった、というのは結構いいギミックだったと思うのだけど、オチの「精霊会議」がなんというかもう(ry


 ・マクロスF 2008年
「お前が……お前たちが、俺の翼だ!!」
最終話の公然二股宣言はもはや伝説。


 ・Pandora Hearts 2009年
序盤はオズとギルの関係が前面に出てきてて「Gファンタジーの婦女子枠」だと思って侮っていた……それがまさかこんなことになろうとはっ……
ああ強権ヒロイン良し。アリスちゃんかわいい。とにかくアリスちゃんかわいい。大事なことなので(ry
そしてシャロンお姉さま(違)にも玩ばれ、さらには……年上の……妹……だと……!?


 ・ロミオ×ジュリエット 2007年
ロマンチックが止まらない。
しかし終盤は本来の「ロミオとジュリエット」とはあんまり関係ない変な方向に話が進んでいった感がある。


 ・戦場のヴァルキュリア 2009年
アリシアさんの顔芸とアリシア無双。
結構面白くてそこそこ悪くないアニメだったと思うけど。最後はルル山さんの小物っぷりがひどかった。




なんか2007年強いな!
前半が全然入ってないのは覚えてないというよりそもそもあまり観てなかったり観られなかったりしたということの方が大きいと思う。

00年代アニメ回想

そういえば2010年代に入ってたことに気がついたので、00年代ディケイドのアニメを振り返る。いまさら。
そんなわけで00年代アニメの吾輩内の独断と偏見を中心基準にしてトップ10を考えてみた。ディケイドといってもアニメの話なのでライダーとかは対象外。


 1.神無月の巫女 2004年
予備知識無しで見た第一話、初っ端の姫子のぱんつ丸出しすっころびシーンとごきげんようから始まる朝、さらに学園中の敬愛を集めるパーフェクトお嬢様千歌音ちゃんと密かにお友達設定で、オリエンタル風味入りのマリみて系統なのかと思ったら……
対のベストカップルと噂されてる学園の貴公子大神くんとも幼馴染→天変地異からいきなり巨大ロボ登場→姫子のため宿命に抗って同胞と戦う大神くん→日輪光烈大激破ァ!→俺はオロチと戦う!姫子は渡さない!→そのときロボの足元では(ry


という初見のインパクトが凄すぎた。
そしてそんなロボアニメ風情でありながら物語の最大の中核が実はロボでも姫子でも大神くんでもなく千歌音ちゃんであり、千歌音ちゃんの千歌音ちゃんによる千歌音ちゃんのためのジェットコースター百合アニメとして物語が収束していくすごいアニメだった。
介錯アニメでは他に永久アリス輪舞曲とかも嫌いじゃないけど吾輩内で神無月のインパクトは格別。
で、スパロボ参戦マダー? まあ超難しいと思うけどw


 2.大江戸ロケット 2007年
時代考証ナニソレ美味しいの?状態で色々とすっ飛んでる話だけど、面白いギミックが多くて非常に楽しめた。
そしてただのギャグアニメというわけではなく真剣なテーマが入っている。
特に吾輩の評価をかなり押し上げる要因になっているのが、主人公たち町人を目の敵にしていた八丁堀・赤井西之介の存在。ただの後ろ向きで嫌味なだけのキャラという当初の印象と裏腹に、ダメな人なんだけど最終的にはこれが実は裏の主人公とでも言うべきものになっていた。
ある種キワ物な神無月を除けば、吾輩としては一押し。こちらはこちらで結構特殊だけど。


 3.シャイニングティアーズクロスウインド 2007年
天然なのか狙ってるのか判断に困る稀代の抱腹絶倒超アニメ。
「俺はトライハルトだ!」
「俺の聖杯はどこだぁー!!」
ほぼ全編ツッコミどころ満載で実況向き。
石田彰が保志に心剣をアレされて「熱い……」と喘いでるとかナンデスカコレハw
サクサク進み流れるように現れるツッコミどころの嵐で、皮肉ではなく本当に楽しめた愛すべきめいさく。


 4.ドルアーガAOU+SOU 2008+2009年
ドルアーガをアニメ化ってどうするんだろうと思ってたら数十年後が舞台のおおむねオリジナル新作。
一期は第一話が全編主人公の妄想夢オチだったり、主人公はガーディアン(盾担いだ壁役)なのにEDで主人公役のKENNが「盾なんかもう要らない」と歌ってたり一見すると珍妙なアニメだったのだけど。
その後続けて見てたらきちんと友情も裏切りも別れも成長もギャグも織り込まれててなかなかの傑作だったと思う。


あと何度も言うけど二期の死者と再会できる常春の館で「姉さんと一緒に暮らす」と言って本当にそこに残った副官の人を吾輩は忘れないw


 5.あかね色に染まる坂 2008年
トンデモ展開の見本のようなアニメ。
成功例という意味でも見本。吾輩は「成功したキャベツ」だと思っている。
原作ゲームのあれやこれやといった重い部分を捨ててまったく別のところに重点置いてるので原作好きな人は怒ってもいいと思うけど、吾輩はこれが面白かったのでよし。
一言で言えばジェノキラーアニメ。原作ではさらっと出てきた程度の邪気眼的「ジェノキラー」をここまで引っ張りまわして遊んだ末に軸にしてしまったスタッフは凄いw
この妹エンドは仕方ない。だってジェノキラーだから。


そしてビッグジェノキラー。
ビィーッグ・ジェノキラー!ああやりやがった。
トンデモ展開でも、きちんと楽しませようとする気概の伝わってくるいいトンデモだった。
あとれんれんかわいい。この訴えは毎日(ry


 6.ef -a tale of memories- 2007年
個人的にはefメロよりこっちの方が。
千尋かわいい。やはり千尋かわいい。大事なことなので二回言いました。
最終話のOPには驚いたけど、映像の美しさと完成度としては中期版のほうが好き。
あとなんといってもみやみや99件のメドレーが強烈すぎる。


 7.うたわれるもの 2006年
フォークが、フォークがっ……
ああ、いや、ハイクオリティーに原作を消化した佳作だと思う。
カルラの胸のたゆんたゆんぐあいの描写とか非常に凝ってたし、戦闘描写も良かった。
純粋に高水準なアニメだった。


 8.sola 2007年
正直、当初はただ眠いアニメだと思ってた。
しかし今や、蒼乃姉さんの存在だけでもうここまでの位置には来るのだった。
サブタイトルのカタカナ表記で、特に「ユウメイノサカイ」が好き。


 9.shuffle 2007年
ゲーム原作アニメで空鍋をやらかしたのはひとつのターニングポイントで、
その後の 「Gift〜エターナル一人糸電話〜」 とか 「ef-テイルオブ着信99件-」 とか 「11eyes-剃刀紅茶と白昼下着の少女-」 とかにも影響していると思う。(niceboatは原作からアレなので別格としておく)
それで空鍋ばかりが取り沙汰されるけどそれ以外でも魔界とプリムラの話とか亜麻ママン(ひらがなにすると「あまままん」)とか原作で全然足りてない部分を掘り下げてて話としては原作より格段に面白いものになってたと思う。


 10.コードギアス+R2 2006年+2008年
なんだかんだで面白い。
まあ全体を見ると話としてはぐちゃぐちゃなのだけど。一話一話の引き、盛り上がりは本当に凄かったと思う。
ただロボアニメといっていいのか悩ましいほどロボが全然「活躍」しないのはどうにかならんかったのか。



ファングとエンジンが余る

サウンドガイアメモリ2とサウンドカプセルガイアメモリ2がだいたい同時期に出てたようで、とりあえず回れる範囲で食玩を漁ったりガチャを回したりしてみた。



なにげに食玩版とカプセル版で重複してるメモリでも微妙にステッカーが違ったりサウンド内容が変わってたりする。
食玩
エンジン→スチーム→ジェット→エレクトリック→SE
・カプセル版
エンジン→SE→エンジンマキシマムドライブ→攻撃SE


まあ個人的に一番重要なアクセルは押さえられたもののやけに量が偏ってるようで、カプセルのファングメモリとエンジンメモリがだぶりまくってしまった。ファングはあのでかい本体部分のギミック含めてこそだと思うので挿す部分だけの中途半端なファングメモリは一番要らないと思ってたのに。


で。
吾輩のアレな衝動の結果として、余ったガイアメモリの行き着く先……というか成れの果て。

FLORALIAとBODYPILLOWメモリ

うちの嫁は 両面でひとつの 快眠枕だ!(←なんとか語呂合わせようとしてる)
FLORALIA・まふまふドライブ!




あとついでにKIBAYASHIメモリとかJIBAN

つまり人間の信じる心を利用し、悪のために操るバイオロンの陰謀だったんだよ!
なんだってー!!
話は聞かせてもらった。バイオロンは滅亡する!!(←対バイオロン法により抹殺するから)

こちらは特に脈絡もなく作ったけどなんか意外とルナトリガーばりにメモリ相性がよさげな気がしなくもないw


ドライバー(not変身ベルト)で分解してみると構造自体は非常にシンプルで中身を取り出すまでは簡単にできるものの、さすがに別の音を入れるのは今のところ技術的に無理。別のサウンドロップを組み込むくらいなら可能そうだけど手元に手頃なものがないので見送り。

実は熱烈な九条支持者

この機に告白してみる。


諸君、吾輩は九条が好きだ。
諸君、吾輩は九条が好きだ。
諸君、吾輩は九条が大好きだ。




念のために言うけどもちろん
プリキュアでは黒や白よりシャイニールミナスこと九条ひかりが好きだとか、
ソレスタルビーイングのスメラギさんことリーサ九条がお姉さんかわいいとか、
鉄のラインバレルの九条美海抱き枕カバーが欲しいとかいう話ではなく、
日本が生んだ、先進国の中で類を見ないほど前進的に平和実現を謳った条文である第9条の話。




吾輩は他の条文も好きだけど、一番はやはり九条。
この九条こそが根幹であり、ぶっちゃけ九条があれば他の条文はなくても大丈夫だとさえ思っている。
結構な時間が経った今となっては当時の理念が十分に伝わっていないためか、最近はこの素晴らしさをよく知らない人が多いようなのが非常に残念だ。




……え?エイプリルフール?
いやいつも言ってるけど吾輩は嘘をつくのが観念的に好きじゃないのでエイプリルフールだろうとあまり嘘はつかない。


吾輩は腕時計を右腕にはめているようなひねくれ者であり、むしろこういうときにこそあえて本当のことを言う。繰り返すけれどこれは紛れもなく本心である。




たしかになにやら巷では、この条文には現実的に色々と問題があると批判している人もいるようではある。
しかし、これほど力強い平和への意思と明瞭なプロセスを凝縮して示している条文を吾輩は他に知らない。




今現在だって平和を脅かされている人が大勢いる。


これを実行するのは難しいことで、怖いかもしれないけど、しかし勇気をもって踏み出せばそういう人たちを救うことだって可能なのがこの9条であろうと、吾輩は信じる。




9条を運用されると都合が悪い人たちなんかは、色々なことを言って激しく抵抗するかもしれない。
しかし些細な問題点には目を瞑り、リスクを受け入れてでも9条の理想を実現することは、ひとつの方法ではあると思うのだ。




目の前の困難に妥協せず、これを正しく運用できるようになれば、平和を守るための実効力になることは明白だ。平和こそが大事なら、このようにやや極端に見えてもそのための意志を貫くことは必ずしも間違いとはいえまい。




この理念を正しく達成し実行できれば平和になるということは、子供の目にだって明らかだろう。
現に吾輩は子供のころこれを見て、確かに子供心にいくらかの疑念は抱えつつも、やはりその確固たる意思と力強さに憧れる気持ちのほうがはるかに強かった。




その素直な気持ちを否定できるわけがない。




そういう意味で、やはり吾輩は、わき目も振らず平和を追求し平和を守るプロセスを謳った九条が大好きだと言わざるを得ない。

























…………対バイオロン法の第9条だけどな!!





 ※対バイオロン法
第一条 機動刑事ジバンは、いかなる場合でも令状なしに犯人を逮捕することができる
第二条 機動刑事ジバンは、相手がバイオロンと認めた場合、自らの判断で犯人を処罰することができる
第二条補足 場合によっては、 抹殺 することも許される

第五条 人間の信じる心を利用し、悪のために操るバイオロンと認めた場合、自らの判断で処罰する事ができる
第六条 子どもの夢を奪い、その心を傷つけた罪は特に重い

そして

 第九条

機動刑事ジバンは、

あらゆる生命体の平和を破壊する者を、

自らの判断で抹殺することができる!





嗚呼すごいぞジバン
強すぎるぞジバン(権限的な意味で)
なんでもありだぞジバン
もはや「対バイオロン」の領域ですらないぞジバン
やりたい放題だな機動刑事ジバン!


とりわけこの九条が画期的なのは、そこまで曲がりなりにも「対バイオロン」目的の特別法であり認定の裁量があるとはいえバイオロンのみを対象としていた処罰権限が、この九条によって対象を平和(社会)への脅威一般にまで拡大され、明確にバイオロンでない存在に対してもジバンの「平和を破壊する者」という認定があれば抹殺が可能とした点にある。
というか処罰可能→(補足)抹殺も許可、ですらなく平和の敵=抹殺OKって実はバイオロン認定以上にすごいな平和の敵認定!


それでもジバンなら……ジバンならきっと
ダイダロス・ファイヤー!で平和の敵を抹殺してくれる……!!


まあとりあえず中身も含めて「機動刑事ジバン」の成立が一番の問題だけど。






・バイオロン軍団現わる!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4807091


あとなにげにいま改めて聞くと「バイオロン軍団現わる!」の歌詞はあまりにもひどすぎるw
いくらなんでも理不尽なレベルで忌み嫌われすぎててバイオロンが不憫になってくる。